今回は釣りの情報で、特に釣り初心者にご覧いただきたい情報です。
釣り歴30年以上、関西・東海主体に様々な釣りをしてきた筆者が釣りに対する考えを書いていこうと思います。
釣りの基本は「魚がいるところで、喰う時間に釣る」が大前提と考えています。例えば大阪湾でサクラマスを釣るのは難しいですし、北海道でGTを釣るのも難しいでしょう。
魚は人間と違い、餌を食べるという本能で動いているので、釣れる可能性が低いことは排除していくのが好釣果への近道です。
今回はそんなお話です。
さて、今回のお題。釣行時間を決める際、あなたはどうやって釣行時間を決めますか?
天候や人的プレッシャー、朝起きたくない(笑)など色々原因はありますが、私なら基本的には潮の時間を見て決めます。
※もちろんターゲットにより夜の可能性が高い(例:タチウオ、メバル、シーバス等)、昼の可能性が高い(青物、その他回遊魚、イワシ、アジ等)釣り物を狙うときは別です!
下記は一例です。いつも使っている潮汐ナビで9/19の潮を見てみました。
下記の潮ですと、私なら基本4~12時の間で竿を出します。(縦のピンク線の時間です)
理由は潮が大きく変化するタイミングが多く取れるからです。
具体的には4チャンスあります。
- 朝イチの潮どまりから下げ
- 午前中は潮は動きっぱなし
- 昼前の潮どまり付近
- 昼過ぎの上げっぱな
一番のチャンスはやはり1でしょう。光量が少ない状況で潮が動き出すタイミングというのは、やはりベストタイミングです。その時間に仕掛けを海に入れていることが重要です。仕掛けを作っていたり、ラインや仕掛けのトラブルを修復していては釣れません。
釣りで釣果を上げることは、可能性を上げていく作業の繰り返しです。
釣り人ができることは限られていますので、自然に如何に合わすことができるかがキーポイントとなります。
ちなみに…
- 潮の速いエリアでは、潮がゆるんだ時間がチャンス。
- 潮が緩いエリアでは、潮が動き出した時間がチャンス。
…とお考えください。なので潮の速いエリアって難しいです。時合が短いことが多いので。
要はいつもの状態と変わる瞬間に魚が動いたりすることが多いため、結果、仕掛けを見つけてもらえる可能性が上がる→それに合わせて喰いが立つ…というのが私の考え方です。
一方、潮が速いということは、強制的にゆっくり歩いてポイントを移動しているような状況が続くので、釣りに弊害が無い状況なら、自ずと釣果は上がりやすいはずです。
皆さまのご釣行時、何かの一助となれば幸いです。
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